9/2(金) 「シンポジウム 免疫チェックポイント阻害剤ー現在(いま)そして未来ー」 を開催します。

近年、がん治療、特にがん薬物療法が飛躍的に進歩しています。いままでは「がんからの完治」とは、早期発見し、外科切除しかありませんでした。しかし、がんに対する第4の治療法として確立したがん免疫療法によって、その考え自体が大きく変化してきました。すなわち、たとえ外科的切除が適応のない遠隔転移を伴うステージIVであっても、免疫チェックポイント阻害剤と中心とするがん免疫療法によって、「完治」を思わせる長期生存者が出現してきております。いよいよ、「がんを制御」できる時代の到来を強く思わせ、期待が膨らみます。しかし、このがん免疫療法はまだまだ限定的といわざるを得ません。「がんの制御」に向けた新たな取り組みが必要です。

一方、新規の治療薬候補はなかなか患者さんに届くことは困難で、患者さんが待ち望んでいる現状は変わらないのも実情です。臨床試験などによる臨床データの蓄積が重要であり、そこにおおきな壁が立ち塞がっていると考えられます。

今回、日本臨床免疫腫瘍再生細胞療法研究会では、シンポジウム 免疫チェックポイント阻害剤 ー現在(いま)そして未来ー を開催させていただく運びとなりました。テーマは、①「PD-(L)1後の新規がん免疫療法」②「臨床試験による新規薬物の価値創造」の2つのテーマに沿って開催致します。

残暑の残るまだまだ暑い時期ではございますが、皆様のご参加をお待ちしております。

■プログラム 詳細はこちらから御覧ください
・特別講演
岩井 佳子先生(日本医科大学先端医学研究所 細胞生物学部門)
・ランチョンセミナー

・スポンサードセミナー

・自主企画セミナー
■日程/スケジュール
2022年9月2日(金)
○受付時間 :8時45分より
○講演時間  :9時25分~17時25分
○情報交換会 :17時30分~19時30分

■会場・アクセス
ホテル雅叙園東京  3Fシリウス
https://www.hotelgajoen-tokyo.com/

■参加費
1,000円(医療従事者共通、情報交換会参加費込)
当日受付にてお支払ください。領収書付ネームカードとプログラム集をお渡しいたします。

■参加定員
100名 ※会場のキャパシティーに限りがございますのでご入場できない場合も
ございますこと、ご了承ください。

■主催
日本臨床免疫腫瘍再生細胞療法研究会

■運営体制
大会長 :角田 卓也(昭和大学医学部内科学講座腫瘍内科学部門 主任教授)
日本臨床免疫腫瘍再生細胞療法研究会 代表理事

副大会長 :吉村 清(昭和大学臨床薬理研究所臨床免疫腫瘍学部門 教授)
日本臨床免疫腫瘍再生細胞療法研究会

副大会長 : 和田 聡(昭和大学臨床薬理研究所臨床腫瘍診断学部門 教授)
日本臨床免疫腫瘍再生細胞療法研究会 監事

事務局長 : 堀池 篤(昭和大学医学部内科学講座腫瘍内科学部門 准教授)
日本臨床免疫腫瘍再生細胞療法研究会

■お問合せ先
シンポジウム運営事務局
昭和大学医学部内科学講座腫瘍内科学部門
〒142-8666 東京都品川区旗の台1-5-8
TEL&FAX:03-3784-8661

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